- 仕事が辛い時の改善策を知る!
- 仕事を楽しむための方法を知る!
本記事では、仕事が辛いと感じている方に取っていただきたい行動をご紹介していきます。
多くの方は、以下のいずれかの理由から、「仕事が辛い」と感じているのではないでしょうか。
ポイント
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仕事をうまくこなせず、ミスをしてしまう
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上司からの評価が正当なものと感じられない
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上司や同僚との折り合いが悪い
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仕事にやりがいを感じられない、自分のやりたい内容ではない
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与えられた責任と裁量権の配分が合わない
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キャリアプランに不安がある
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自分の価値観、目標と、会社の経営方針がマッチしていない
処方箋は診断次第で様々ですが、ただ我慢するよりは、何かアクションを起こすことで、変化を生み出しましょう。
ささやかな工夫でとりあえずは十分かもしれませんし、ドラスティックな行動を起こさない限りどうしようもない瀬戸際に立っている人もいることでしょう。
以下でご紹介する対処法の中から、ご自身に相応しい対処法を見つけ出してください。
仕事を休む
最初におすすめするのは、とにかく一度仕事から距離を置くことです。
1日休んだところで、問題の恒久的な解決にはなりません。
しかし、少しでも頭と体を落ち着かせることで、判断力を取り戻すことはできるでしょう。
余裕のないときは、自分で思っている以上に思考も判断も鈍っているものです。
自分の置かれている状況を見つめる時間を無理にでも作るのです。
休む暇がない、休んだらかえって後が辛い、という方は、自分で思っている以上に精神的に参ってしまっているか、ブラックな職場に身を置いているのだと自覚しましょう。
明らかに、従業員一人まともに休めない労働環境、あるいはそれを作り上げている経営層に問題があるのです。
まずは自分の身を労わりましょう。
心身をすり減らしてまでも続けるべき仕事がどれほどあるのでしょうか。
とにかく、一時的にでも仕事から離れられる時間をなんとかして作りましょう。
仕事の量を調整する
とにかく忙しくて他のことに意識も手も回らないという方は、自分の仕事量を減らすのが先決です。
人一倍責任感が強く、優秀なあなただからこそ、周囲もついつい仕事を任せすぎているのかもしれません。
減らそうとして仕事が減るなら苦労はない、なんて思う方もいることでしょう。
確かにそうかもしれません。
部署の業務が恒常的にパンク気味になっていることもありますし、代わりをこなせる人がロクにいない状況かもしれません。
しかし、正当な方法で主張すれば、改善される可能性は少なくないでしょう。
「俺/私の仕事量が多すぎる!やってらんねえわ!」と叫んでも、なかなか待遇改善には至りにくいかもしれません。
自分の担当している業務をリストアップし、それぞれの工数、作業時間を算出してみましょう。
不定形業務が多くて定量化しにくいという方は、過去の実績からの概算でもいいでしょう。
そうすることで、明らかに残業を相当こなさないと間に合わない仕事量であることを上司に示すのです。
上司に言っても取りあってもらえなそうであれば、上司の上司、あるいは人事担当者など、相談できる人物を探しましょう。
管理職者として、必要な対応を取る責任が生じるはずです。
プライベートを充実させる
仕事は辛いが、そこまで追い込まれてるわけではない。
待遇にもそこまで不満があるというわけでもない。
時間的・体力的な余裕はないわけじゃない。
そんな方は、仕事以外の時間で楽しみを探してみてはいかがでしょうか。
なんだって構わないのです。
スポーツで体を動かすのもありですし、好きな小説や映画に耽るのもありです。
最近サボり気味だった趣味の道に立ち返ってみるのもいいですし、前々から興味はあっても踏み出せなかった新しい嗜好に手を伸ばしてみるのもいいでしょう。
ただし、一つ言えるのは、今でも継続的にやっていることとは別のことを選択してみるのがオススメということです。
今の生活に刺激になることを取り入れるには、今の生活にはないものである方がより効果的です。
仕事に全力投球してみる
焚き火の際に煙が出すぎる場合の原因はご存じでしょうか?
薪が乾燥しきっていないと、不完全燃焼によって煙が発生するのです。
もしかしたら、半端な仕事の仕方が、モヤモヤを引き起こしているのかもしれません。
80%の力で80%の成果を得て、80%の評価を受けて、、、
そんなやりくりを続けているうちに、心のどこかで不満が蓄積してしまうこともあるでしょう。
おそらくそんな方は、元々要領も良く能力も高いのでしょう。
同じ仕事をフルパワーでやってもそこまでの成果に辿り着けない人だって大勢いるはずです。
トップをひた走ることはせずとも、余力を残しながらそこそこ以上のポジショニングをキープする。。。
簡単そうに見えて、誰にでもできることではありません。
もし、それでも不満が残るのであれば、自分の能力を持て余していることに自分自身納得できていないのではないでしょうか。
「本気でやって失敗したら損だ」「みんなそこそこでやっているのに、変に力んでもみっともない」
そんな心のブレーキがどこかでかかっているのであれば、一度外してみてもいいのかもしれません。
ただし、この方法はあくまでも、「自分は余力を残している」とはっきり自覚できる人のためだけのものです。
上司や先輩から、「お前は本気を出していないから仕事を楽しめないんだ」などと言われたのであれば、上記のやり方は推奨できません。
すでに頑張っている人がこれ以上頑張ったところで、ぽっきり折れる日が早まるだけのことでしょう。
「自分はまだ全力でやれてないからダメなんじゃないか」などと迷う方も、無理にとは言いませんが、やめておいた方がいいでしょう。
そこそこのラインを探すのは比較的容易ですが、自分の限界はなかなか線引きできないものです。
一旦他の方法に目を向けてみることをおすすめします。
副業を始めてみる
今の仕事は辛い、、でも転職にはなかなか踏み出せない、、
そんな方は、一度副業をしてみてもいいのではないでしょうか。
副業については、政府からも指針が出ているほか、名だたる大企業も続々と解禁し始めるなど、日本国内でも広がってきています。
毎日会社に行っていると、どうしても他の環境の可能性に対してまで視野を広げられなくなりがちです。
そんな方こそ、副業を通して何かしら得るものがあるはずです。
金額としては、ほんの数千円かもしれません。
それでも、本業以外でお金を稼ぐ経験から気付けることがあるでしょう。
なんだかんだ言って、今の仕事も悪くないと思えるようになる方もいますし、今の仕事以外でも案外やっていけるんじゃないかと気づく方もいます。
副業から得られる収穫は、単なる臨時収入だけではないのです。
転職する
今の職場や会社が自分には合っていないのではないか、、
そう感じた人は誰でも、転職の可能性に思いをはせたことがあるはずです。
それでも日本人の退職率は、欧米と比較すると低い水準に留まっています。
かつての終身雇用制の名残りもあるでしょうし、「3年は勤めてからじゃないと分からない」「仕事が辛いからといって逃げ出すような奴はどこに行っても通用しない」などという価値観に、納得できないながらも否定しきれないでいる方も少なくないでしょう。
確かに、もしかしたら今の職場で我慢していればいつか実るのかもしれません。
転職したところであらゆるストレスから解放される訳ではないのかもしれません。
この問題は、一様に答えを出せるものではありませんし、個々人によってどのような方向性がが適切なのかもバラバラです。
最終的には、自分自身の意志と判断に委ねられているというほかないでしょう。
ただ、よりよい判断をするためには、より自分自身を正確に理解し、幅広い情報を取り入れる必要があるでしょう。
信頼できる上司や先輩、同僚に相談してみるのもいいでしょうし、会社内ではなかなか言いにくいという方は、家族や友人に話を聞いてみてもらうのもいいでしょう。
とりわけ、転職経験のある知人が周囲にいるのであれば、心強い相談相手となってくれるはずです。
あるいは、転職サイトなどで情報収集をしてみたり、転職エージェントのサービスを利用してみたりするのもいいでしょう。
その道のプロのアドバイスや情報は、判断材料としてはかなり有力なものとなるはずです。
もちろん、同僚や友人にせよ、転職サイトやエージェントにせよ、「こうするべき」というはっきりした指針を指示してくれると過度に期待するのも禁物です。
(もちろん、善意にせよ悪意にせよ指導者じみた口出しをしてくる方はいるものですが、、)
最終的に決めるのはあくまでも自分、ということを忘れずにいれば、周囲の意見をうまく活用することができるのではないでしょうか。
仕事を辞める
気分が晴れない。眠れない。食欲がない。
他にも症状は様々ですが、心身の不調が明らかである場合は、すぐにでも今の職場を離れるべきです。
「自分はまだ頑張れる」と思う方もいるでしょうが、限界が来てからでは遅いのです。
心と体から何かしらサインが出ているのであれば、それらを無視するべきではありません。
とにかく今は逃げましょう。
諸々判断するのはそれからでも遅くはないでしょう。
まとめ
以上、仕事が辛い時に取るべき行動をご紹介してきました。
ご自身の置かれた状況と余力に応じて、今できることからやってみてください。
我慢しているだけでは、なかなか状況が好転することはありません。
無理を重ねた挙句取り返しのつかないことになる前に、行動を起こしましょう。
まずは手近なところから始めてみましょう。
今より仕事と楽しく向き合えるようになるチャンスは、きっとあちこちに転がっているはずです。