- 仕事がつまらない時の対処法を知る!
- 仕事へのやる気を出すコツを知る!
この記事では、仕事が面白くない、つまらないと感じたときに取り入れたいアイデアをご紹介します。
入社して数年、仕事も一通り覚えて、社内でのポジショニングもそれなりに安定してくると、サラリーマンとしての生活にも余裕が出てくることでしょう。
一方、そうした時期にありがちなのが、「仕事が面白くない」「仕事がつまらない」といった感覚に襲われてしまい、やる気を失ってしまうことです。
「あの社員、いまいちやる気に欠けるよな」という評価を知らず知らずのうちに受けてしまい、思わぬ人事評価や異動を食らってしまうリスクも考えられます。
何より、どうせ仕事をするのであれば、楽しくやれた方がいいですよね。
「仕事が辛い、つまらないのは当たり前」という考え方もありますが、楽しくするノウハウだってもちろんあるんです。
無理にストイックな態度を取ろうとしたところで、向いてない人にはどうしようもありません。
今回は、こうした心理状態から脱出するための対処法をご紹介していきます。
ご自身にマッチしたアイデアで、楽しく働いて高い成果を出せるエリート会社員を目指してみてください。
自分の目標を見直してみる
入社した当時は、多かれ少なかれ誰もが期待と不安に胸を膨らませていたはずです。
新入社員の同期も周囲にいることですし、熱く夢を語り合うこともあったかもしれません。
しかし、研修が終わって現場に配属されると、とにかく目の前の仕事を覚えてこなすことで一杯一杯になってしまうものです。
そうして少し慣れたかな?と思うか思わないかするうちに、更に難易度の高い仕事を任されて、必死に食らいつきながら仕事をして。。
そんなサイクルを繰り返していれば、とにかく目の前にある仕事を片付けることしか考えられなくなってしまった人は大勢います。
ふと立ち止まった拍子に、自分が走ってきた理由を思い出せず、仕事に向き合う意味が分からなくなってしまうのです。
こんな時には、そもそも自分が何を目指していたのか、何になりたくて会社に入ったのかを振り返ってみましょう。
遠景であれ近景であれ、自分が目指す地点のイメージを掴みなおすことができれば、毎日の業務の色彩も変わってくるはずです。
時間管理術を取り入れる
タスクが多すぎていつも一杯一杯という方、逆に、仕事で求められる成果が少なすぎて、時間を持て余しているという方。
この「時間管理術を取り入れる」というテクニックは、どちらの方にもオススメできます。
時間管理術にも複数種類がありますが、多くの場合共通しているのは、自身がタスクにかけている時間を見える化できるということです。
仕事が多すぎるという方は、本当に現在の仕事の進め方が最短効率と言えるでしょうか?
逆に、仕事が少なくて暇という方は、1時間で終わる資料作成を3時間かけて、かえって余計に作業がつまらなくなったりしていませんか?
時間管理の方法論を取り入れることで、仕事が多すぎるという方は業務を効率化して余裕を見出せますし、仕事が少ないという方は、時間目標を設定することで今よりもメリハリをつけて仕事に取り組めるはずです。
今回は数ある時間管理術の中でも有名な技術の1つ、「ポモドーロ・テクニック(ポモドーロ法)」をご紹介します。
これはイタリアのフランチェスコ・シリロ氏が提唱したテクニックで、日本でもメンタリストのDaiGo氏が著書で紹介したことで広く知られるようになりました。
ポモドーロのステップは、以下の通りです。
手順
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タスクを細分化してリストにまとめる
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タイマーを25分でセットする
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タイマーが鳴るまで集中的にタスクを行う
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25分経ったら、5分間の休憩を取る
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再び25分のタスク・5分の休憩を繰り返す
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4セット完了後、15~30分の長めの休憩を取る
重要なのは、「25分間は徹底的に集中してタスクを行うこと(トイレなど他の用事は一切排除する)」「5分間の休憩ではしっかり頭を休める」ことです。
一度でいいので、やってみてください。
作業の生産性が目に見えて上がってくるのが分かるはずです。
短時間での集中と休息を繰り返すことで、パフォーマンスを最大限にまで高めることができるのです。
今まで2~3時間ぶっ通しで作業することで、かえって集中力を切らしてしまい、ふと気づくとまるで進捗がなかった、などという経験は誰にでもあると思います。
ポモドーロなら、細かく時間を刻むことで、高い集中力をキープしながら業務進捗を把握できるわけです。
更に、このテクニックの利点はもう一つあります。
自身の業務一つ一つに要していた時間を可視化することで、効率化への改善ポイントがより明確になるのです。
自分では20分足らずで済むと思っていた作業が、実際に計測してみると、細かい調整などのために、プラス10分余分にかかっていた、なんてことも分かるようになります。
これなら、忙しくて残業ばかりしている人には作業の効率化、業務が少なくて生産性が落ちている人には、メリハリのある仕事の進め方をもたらすことができるはずです。
憧れの上司・先輩を見習う
ご自身の職場に、尊敬できる人、憧れの人はいますか?
とにかく仕事ができる人、後輩への面倒見がいい人など、タイプは様々でしょうが、そうした相手の長所を真似る努力をしてみるのもおすすめです。
あの上司/先輩のようになりたい!という目標は、ゴールが分かりやすいので、実行しやすいはずです。
仕事へのモチベーションにお悩みなら、憧れの相手に相談してみるのもいいのではないでしょうか。
※バリバリ働いている人に「やる気が起きないんです、、」と相談するのはリスクを伴います。その辺は表現を工夫しましょう。
どうしても職場に尊敬できるような相手が見つからないという方は、身近な人々の長所を改めて探してみましょう。
よくよく観察してみれば、どんな人にでも、たいていは1つ2つくらいの長所があるものです。
場合によっては、あまりにも強烈な短所が、それを見えなくしてしまっているのかもしれません。
「あの先輩、仕事が早いとは言えないけれど、いつもミスもなくて丁寧な仕事ぶりだな」など、相手の隠れた長所が見つけていくのです。
そうした長所を、自分にも取り入れる工夫をしてみましょう。
どんな他人からも学ぶ姿勢でいれば、きっとご自身の成長はどんどん加速していくはずです。
バレないサボり方を考える
仕事に対する考え方も、ずいぶん変わってきたように感じられます。
テレワークやフリーアドレス、フレックスタイム制など、新しい制度が次々と導入されてきた結果、従来のような、「出社時間から退勤時間まで集中して仕事に取り組むのが大切」という考え方も、希薄化してきました。
たくさん残業している人が立派なのではなく、業務を効率的に行える人の方が優秀、という価値観が明らかに優位になってきています。
とにかく結果を出せているなら問題ナシなのであれば、仕事を効率的に進めておいて、空いた時間は好きに活用するのも、そう悪くはないという見方もできますよね。
業務時間の間はがんばらないと、と無理をしている方は、このような結果重視の考え方に切り替えてみてはいかがでしょうか。
求められる結果さえきちんと出せているのなら、上司も文句はないはずです。
テレワークを積極的に活用する、外回りや他部署との相談など、自席から離れるための口実をうまく利用するなど、息を抜く方法は探せばけっこうあるものです。
もちろん、サボった結果仕事の生産性が落ちていては、評価を落とすだけです。
ポイント
息抜きをうまく活用しながら、業務は業務として集中して片付けてしまいましょう。
出勤時の服装に気を遣う
「服装で何が変わるの??」と思われた方も多いでしょう。
一見、仕事とは何の関係もない事柄にも思えます。
しかし、仕事をするときの服装は、モチベーションや集中力に大きく作用してくるものです。
会社に行く服装がルーティン化してきて、毎日ほとんど同じようなシャツ、同じようなジャケットで通勤していませんか?
最後にスーツをクリーニングに出したのはいつか、覚えていますか?
カジュアルな服装での出勤がOKな職場であれば、毎日似たようなTシャツでルーティンを組んで済ませていたりはしていませんか?
ここらで一度、出勤時の服装を見直してみてはいかがでしょうか。
毎日同じヨレヨレのスーツを着ている方でしたら、一度スーツをノリ付きのきちんとしたクリーニングに出してみることです。
サイズがズレてきた服を無理して着続けているという方は、上下を新調してみてもいいかもしれません。
オフィスカジュアル化が進んできた中、今更スーツを買い直すのもな、、という方は、アクティブスーツに挑戦してみるのもおすすめです。
私服出勤が主流の会社でしたら、セットアップやカーディガンなど、普段より少しキレイめなコーデを取り入れてみるのもありでしょう。
「自分は着崩れたくらいの服装がちょうどいいんだ!」という方。
そんな着こなしが通じるのは、それなりの上級者か刑事コロンボくらいです。
はたから見たら、「あいつ清潔感のない服装してるな~」と思われていても不思議ではありません。
どうせなら、「いつもパリッとした服装でいいよね」と思われたいですよね。
見た目が変われば、自分自身の気持ちが一新されるだけでなく、周囲からの視線も変わってきます。
服装だけで、自分も周囲も気持ちよく働ける可能性があると思えば、安い投資ではないでしょうか。
まとめ~どうしても仕事がつまらない人は~
さて、つらつらとポイントをご紹介してきましたが、根本的に今の仕事では楽しめないという方も一定数存在するものです。
何をどう工夫してもつまらないものはつまらないという方は、今の会社で楽しくやる方法を探し求め続けるよりも、転職してしまった方が手っ取り早いかもしれません。
とはいえ、今の仕事にやりがいを感じられないという消極的な理由「だけ」でやめても、次の職場も同じような理由で続かなくなるかもしれません。
転職活動をするのであれば、ご自身の適性、やりたいことはなんのか、しっかりと分析する必要があります。
職場があまりにもブラックなので早く抜け出したい、というような場合は別ですが、どうせなら何かやりたいこと、なりたいもののためというポジティブな理由で転職できた方がいいですよね。
もし、ご自分一人ではなかなかそれを見出せないという方は、プロの転職エージェントを活用してみるのもおすすめです。