- 副業に向いている人/向いていない人の特徴がわかる!
- 副業を始める前の条件整理をする!
この記事で解説するのは、副業に向いている人/向いていない人の特徴です。
世間が大きく揺れ動く中、日本の企業においても、働き方に大きな変化が起きています。
「副業」もまたホットワードの1つとなりました。
しかし、「副業に興味はあるが、なかなか踏ん切りがつかない...」という方も、少なくないのではないでしょうか。
今回は、副業を始めようか迷っている方に向けて、副業に向いている人・向いていない人の特徴をご紹介していきます。
ご紹介する特徴の中には、「言われなくても分かってる」と思われる要素もあるかもしれません。
しかし、悩みというものは、案外そういった基本的な部分を確実に整理できていないところから生まれてきたりするものです。
この記事で、皆さんのお悩みを軽減する手助けができれば幸いです。
本業以外の時間を確保できる
副業を行うためにはそのために充てる時間が必要であることは言うまでもありません。
問題は、本業の勤務時間・通勤時間といった物理的な制約だけではありません。
勤務時間が終了してから、外食やショッピングをしたくなることもあるでしょう。
職場によっては、「今夜一杯どう?」などと誘われることもあるかもしれません。
こうした時間の使い方や周囲の人々との付き合い方を、一切合切切り捨てる必要はありません。
しかし、ある程度は自分で決めたスケジュールを守る必要があります。
時にはお誘いを断らなければならないこともあるでしょう。
副業を行う上では、本業が終わってから、心と体をすぐに副業にすぐ切り替えられること、またそうした切り替えが苦にならないように自己管理を行う必要があります。
また、無理なスケジュールを組み込んで、本業の勤務時間中の業務効率、成果を落としてしまっては、元も子もありません。
自分の体力・気力に合ったスケジューリングが必要になります。
逆に言えば、自分には全然時間がない、、、という方でも、改めて自分の生活を見直してみれば、副業に充てられる時間が隠れているかもしれません。
漫然とスマホをいじっている時間、朝の出勤までの時間など、何かしらできそうなところは案外あるのではないでしょうか。
夢や目標がある
副業を始める動機は人それぞれですが、やはり何かしら将来に向けての夢や目標がある方が、副業をやり続けるモチベーションにもつながります。
「年収●万円以上になりたい!」「将来の転職に向けてスキルを磨いておきたい!」など、自分自身が副業を通じて何を手に入れたいのか、あるいは何になりたいのか。
そのビジョンを明確に持っておくことは、やはり不可欠と言えるでしょう。
自身のなりたい姿を描くことによる効果は、モチベーションアップだけではありません。
現状の自分自身の姿と照らし合わせて、今の自分に足りないものは何かを推し測ることもできるでしょう。
更に、将来と現状のギャップから逆算して、何をなすべきか、いつまでにどこまで実現しておく必要があるのかなども描いていくことで、今自分がすべき副業の条件なども、自ずと定まってくるはずです。
とはいえ、こうした夢や目標といったものは、持っていないからといって恥じ入るべきものでもありません。
自分がやりたいことが何なのか分からないが、とにかく何か初めてみたいということも、立派な動機です。
また、なりたい姿は人それぞれなら、それを見出すまでのプロセスもまた人それぞれ。
色々考えてみて見出す人もいれば、周囲との対話からビジョンをクリアにしていく人、行動してみて気付く人など、どこで夢を描けるかはその人次第です。
なんとなく、今の本業だけでは自分の将来をイメージできないという方も、副業を通じて何かを見出す可能性は大いにあります。
好奇心が強い・変化を好む
与えられた環境で、与えられた業務をただ粛々と進めていくことが好き、という方には、副業はあまり向いていないかもしれません。
一つのことに没頭するのが好き、同時作業は得意ではない、という方も、本業1本で集中した方がいいかもしれません。
何かしら副業を始めるにあたっては、未知の業界、想定していなかった作業がいくらでも出てきます。
そうした時に、今まで触れることのなかった事物と関わっていくことを前向きに捉える気持ちでいなければ、長く副業を続けることは難しいでしょう。
新しいもの、未知のものとの邂逅を楽しめるような心の持ち方ができれば、副業もまた刺激的なものとなるでしょう。
とはいえ、考えてみたところで、やはり自分は安定志向だと判断したとしても、それもまた一つの選択です。
何も、副業をする人、新しい物事に前向きになれる人が偉いというわけではないのです。
サン・テグジュペリの『星の王子様』では、「王子様」は旅の途中で出会った、とある小さな星でガス灯を灯しては消してをひたすら繰り返す「点燈夫」のことを、こう語っています。
でもぼくには、ばかげて見えないのはあの人だけだ。それはきっとあの人が、自分自身以外のことをいっしょうけんめいやっているからだろう。
サン=テグジュペリ 『星の王子様』 76頁
彼が旅先で出会う大人たちのほとんどは、現代社会の人間の愚かさを表象しています。
しかし王子さまは、この「点燈夫」に対してだけは、敬意と好意を込めて接するのです。
去り際には、「友だちになれそうだったのは、あの人だけだ」とも考えています。
※実際のところ、王子さまは、仕事の辛さへの不満をこぼすわりに、考えて工夫をしようとしない「点燈夫」に、少し困ったような様子も見せていますが、、、
得意なこと・スキルがある
副業を始めてみるにあたって、せっかくなら自分の強みを生かして仕事をしてみたいというのは、誰もが考えることですよね。
他人から、「あなたの特技は?」と聞かれたときに、すぐに自信を持って答えられるようなものはお持ちでしょうか?
「文章を書くのが好きだから、アフィリエイトブログを始めてみる」、「細かい手作業が得意だから、ハンドメイド商品を作って販売してみる」など、強みを活かした仕事を見つけることができれば、作業も苦にはならないでしょう。
また、明確に「これが得意!」というものがなくても、作業・仕事の性質から、どういったことが好きなのか、向いているのかを割り出すこともできます。
単純な作業をコツコツと続けるのが好きという人なら、アンケートモニターサイトや、データ入力作業の仕事がありますし、体を動かすのが好きという人なら、ジムのインストラクターは極端な例としても、Uber eatsなどで自転車で走り回って稼ぐこともできるでしょう。
副業を始めたいという方の中には、今の本業で自分の強みやスキルを活かせていないと感じている方も少なくありません。
とはいえ、いきなり違う業界に転職してみるというのもなかなかにハードルが高めです。
まずは副業から、自分の適性を探し直してみるという選択肢もアリではないでしょうか。
まとめ
色々とご紹介してきましたが、今の本業一本で続けたい!という方でない限り、まずは何かしら挑戦してみることをお勧めします。
ある程度は検討に時間を費やすことも必要ですが、結局いつだって辞められるわけです。
始めてみてから、自分に向いている副業に方向転換していくことも可能ですし、やっぱり本業が自分には合っているということに気づけば、元のワークスタイルをより前向きに再開することもできるでしょう。
個人の生き方の幅が一気に広まってきているこの時代、自分自身の可能性を探る試金石として、副業は大いに役立つのではないでしょうか。