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これでもう大丈夫!正しい名刺交換マナーのポイントまとめ

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これでもう大丈夫!正しい名刺交換マナーのポイントまとめ

  • 名刺交換の基本的な流れが分かる!
  • 名刺交換で迷いやすいポイントと正解を知る!

この記事では、名刺交換の基本フローと併せて、迷いがちなポイントをまとめています。

悩んでいる人
今度名刺交換があるけど、研修でやったきりで自信がないよ~
イチから確認していきましょう!

自分でシミュレーションしてみればもっと覚えやすいですよ!

hiro

   

新入社員研修の2日目か3日目くらいやらされた名刺交換、皆さん記憶にありますか?

自分の名前が入った名刺の束を渡されて、ちょっとだけワクワクしたりしましたよね。

 

これから営業部門に配属される方、普段やってこなかったから自信がない方などは、是非本記事を参考にしてみてください。

 

また、分かっているつもりでも、どこかでNG行動に引っかかっているかもしれません。

記事の最後に、注意すべき要チェックポイントをまとめておきました。

基本はイケてるはず!という方はこちらだけでも目を通してみてください。

  

名刺の準備

大前提として、初対面の方との挨拶で名刺を用意できていないのは、社会人としてはNGです

相手からの心証は相当悪くなってしまいかねません。

その日の商談や交渉への悪影響は避けられませんし、以降の取引にも響く恐れがあります。

  

万が一忘れてしまった場合でも、素直に「忘れちゃいました(・ω<) てへぺろ」とは言わないのが吉です。

「申し訳ございませんが、ただ今切らしておりまして、、」など、「切らしている」という表現にしておきましょう。

本当は忘れただけでも、このように言っておく方が相手に与える印象はまだ幾分マシです。

  

ある程度以上の頻度で名刺交換を行う方なら、常に名刺入れの中に10枚程度は名刺を用意しておくべきです。

今一度、名刺入れの中に十分な枚数の名刺が入っているかどうか確認しておきましょう。

基本的には、10枚以上入っていれば問題ないはず。

  

また、相手と会う前には、すぐに取り出せるようにしておきましょう

新入社員ならまだ許してもらえますが、交換する段階であたふたと名刺入れを探してしまっているようでは、周囲から「何してんだこいつ?」と白い目で見られてしまいます。

何より、名刺交換に不慣れな方だと、ファーストステップでつまづいてしまっては、以降の交換の流れも、焦りから余計に覚束ないものとなってしまいます。

  

名刺入れをしまっておく場所ですが、スーツを着ていくのであれば、胸ポケットに入れておけばまず間違いないでしょう。

なお、尻ポケットなど下半身のポケットに入れるのは、ケースや中身が折れ曲がってしまいかねないのでやめておきましょう。

もし胸ポケットにしまえないということでしたら、カバンの中に入れておいてもいいですが、すぐに取り出せるよう配置は考えておきましょう。

  

名刺を渡す

名刺を交換する順番としては、訪問した側が先に名乗って名刺を差し出すのが一般的です。

役職や経歴の上下はあるとしても、訪問した側が先、というのが共通認識ですので、これに倣っておきましょう。

  

渡す相手が複数いるのなら、役職が高い方から順番に渡していくことになります。

初対面の相手先であれば、一見しただけでは向こうの序列が判断できない場合もありますが、名刺を交換する段になれば、相手も心得ているでしょうから、エライ人が前に進み出てくれるでしょう。

相手同士でも、視線や挙動で誰が役職者か自然と分かるものですから、そこはさほど心配しなくでもいいでしょう。

 

例えば、4人で名刺交換を行ったとして、A(迎える側/上司)、B(迎える側/部下)、C(訪問する側/上司)、D(訪問する側/部下)の顔ぶれだったとしましょう。

交換する順番はこの通りです。

手順

  • C(訪問する側/上司)⇔A(迎える側/上司)
  • C(訪問する側/上司)⇔B(迎える側/部下)
  • D(訪問する側/部下)⇔A(迎える側/上司)
  • D(訪問する側/部下)⇔B(迎える側/部下)

訪問した側から迎える側へ、という前提があり、次に上司>部下の序列を適用する形になります。

また、4人以上で行う場合は、上司同士での交換が済んだら、2.と3.の交換を同時に行うこともよくあります。

 

さて、ここからがメインステップです。

実際に渡す段階については、具体的な動きをイメージしながら読んでいきましょう。

 

まずは、自分の名刺を名刺入れの上に置き、相手に向けて両手で持ちます。

相手に差し出しながら、会社名、部署名、氏名を名乗りましょう。

慣れてきたら、部署名までわざわざ読み上げないということもあります。

さしあたりはきっちり省略なしで名乗っておけばいいでしょう。

 

この際のポイントは、以下の通りです。

ポイント

  • 名乗る際は自分の胸元の高さに名刺を差し上げておく
  • 名刺は相手が読みやすい方向に向けておく
  • 立ち上がって交換する
  • イスや机を挟まず、相手と直接向かい合って渡す

 

これらのポイントは基本ですので、最低限抑えておくべきです。

まかり間違っても座ったまま名刺を差し出したり、名刺を自分の方に向けたまま渡したりすることのないようにしましょう。

とはいえ、スペース等の都合でやむを得ず机越しの交換になってしまうこともあります。

そうした場合は、「恐縮ではありますが、この場で失礼します」や、「机越しからで恐れ入ります」など、一言言い添えておいてもいいでしょう。

 

この他、もしも相手も名刺を差し出してきている場合は、自分の名刺は相手のものよりも低い位置にしておくことで、より相手を立てて丁寧な印象を与えることができるでしょう。

 

名刺を受け取る

続いて、相手から名刺を差し出された場合の対応について解説していきます。

 

基本的に、差し出された名刺は両手で受け取りましょう。

ただし、お互いに名乗りを済ませてから同時に交換する、という場合もあります。

(最近ではこのパターンの方が多いかもしれません)

その場合は、右手で自分の名刺で差し出しつつ、名刺入れを持った左手で相手の名刺を受け取ります。

名刺入れは、お盆や座布団にも例えられます。

相手の名刺は、自分の名刺入れの上に来るような形で受け入れましょう。

  

名刺を受け取ったら、必ず内容に目を通しましょう。 

受け取って一瞥もしないようだと、相手への興味がまるでないかのような印象を与えてしまいます。

  

特に、名前などはよくよく確認しておくのがいいでしょう。

名乗ってもらった直後ではありますが、いざ名刺を見てみると、読み方がちょっと分からない、、といったこともあります。

 

そうした場合は、「失礼ですが、○○さんでお間違いないでしょうか?」など、必ず読み方を確認しておきましょう

名刺交換が終わってからの交渉の席で、相手に話しかけたいが読み方に自信がない、などということになっても困りますよね。

  

慣れた方であれば、相手の姓から「ご出身は○○の辺りですか?」など話題を広げたりもするものです。

そこまで無理に模倣する必要はありませんが、読み方が分からなければ黙っておかずに聞いておいた方が自分のためです。

  

交換後の名刺の扱い

交換が終わってしまうと気が抜けてしまうかもしれませんが、ここでもいくつか注意しておきたいポイントがあります。

  

受け取った名刺ですが、すぐに名刺入れにしまい込むのはNGです。

立っている間は両手にもっておくこと、着席してからも、自席から左前、名刺入れの上に置いておきましょう。

相手が複数人いる場合は、この2点を守っておけば大丈夫です。  

ポイント

  • 相手の並びに合わせて名刺を並べておく
  • 名刺入れは一番高位の相手の名刺の下に敷くこと

当然ですが、受け取った名刺は相手に向けておく必要はありません。

交渉中に相手の名前を確認するために利用するので、自分が分かりやすいように置きましょう。

  

名刺をしまっていいのは、交渉・商談が終了した段階です。

ただし、話が終わったからといって早々に名刺をしまうと、早く切り上げたい、早く帰りたいような印象を与えてしまう恐れがあります。

相手がしまう動作を始めてからくらいが理想ですが、そこはなんとも難しいところ。

相手との距離感によっては、奥ゆかしい譲り合いが発生してしまうこともあります。

そんな時は、相手とのペースやタイミングを見計らいながら、焦らず慌てずしまいましょう。

少なくとも、話が終わったと見るや否や名刺をしまい込んだりしない限り、悪印象を与えることはありません。

 

 

まとめ ~要チェックポイント ~

最後に、気を付けておきたいポイントをまとめました。

上記までのテクストを既に読んでいただいた方には重複する内容ですが、よければ今一度まとめとして確認しておいてください。

  

ポイント

  • 立って、机などを挟まず直接対面して交換する
  • 訪問者が先、次に上司から
  • 名刺入れの上に載せて差し出し、名刺入れの上で受け取る
  • 受け取った名刺を確認する。名前の読み方が分からなければ聞いておく
  • 受け取った名刺は机の上に並べておく

 

ここまで抑えておけば、まず大丈夫です。

何回か流れを練習しておけば、本番でもよりスムーズにできるはず。

はじめは緊張してしまうものですが、基本さえ掴んでおけば大体なんとかなります。

不慣れなうちは、上司や先輩の動きを真似してみながらやってみるといいでしょう。

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