- WEBマーケティング会社への転職プロセスがわかる
- WEBマーケティング会社の面接内容がわかる
コロナになって一層市場の伸びが激しいWEB広告市場。
今日はそのWEB広告を取り扱うWEBマーケティング会社に内定をもらったときの話をします。
ちなみに、私はWEBマーケティングの会社を4社受けて、2社受かりました。
今回は、その時の面接内容などについて解説しますね。
Contents
私のスペックについて
内定をもらった時の私のスペックは次の通りです。
勤め先 | 東証一部 大手製造業 |
社会人歴 | 6年目の10ヵ月目(新卒後6年間の社会歴) |
学歴 | 神戸大学 文系 |
資格 | TOEIC735、日商簿記2級 |
職歴 |
経理、管理企画 |
PRポイント | 業務改善経験 |
今回、転職面接を受けたのが、WEBベンチャー系だったので、学歴でなんとかギリギリ未経験枠で滑り込みできたという印象です。
未経験でアラサーで転職となると、書類選考の段階で結構落とされるので、注意してください。
どの企業もギャンブル要素の強い未経験者よりも、ある程度マーケティング寄りの職種を経験してきた方を採用したいと思うのが一般的です。
未経験でWEBマーケティング業界に転職するのはそれほど簡単なことではないので、第二新卒枠が使えてWEBマーケティング業界に興味がある方ははやめに転職活動に臨んでください。
当時(29歳)利用したリクルートキャリアやdodaの担当からは次のアドバイスをいただいています。
「29歳だと、未経験で応募するのは、ギリギリのラインですね。年齢的にはかなり厳しいと思います。あと、未経験で職種が変わるとなると、ある程度給与水準を下げざるを得ません。今勤めている会社よりも、会社格も下がってしまうので、今の会社で、WEBマーケティング系の仕事をしてから転職されることをおススメします。」
あまりにも辛辣なコメントで泣けました。。。
私は、もともと勤めていた会社で、WEBマーケティング系の仕事に就こうと社内異動の希望も出していましたが、会社的にはその事業を伸ばすという気がなく、新規事業企画部署への異動を提案されましたが、転職するという選択肢を取ることにしました。
もともと、大企業の仕事は充分経験したので、なるべく幅広く自分で仕事がしたいと思い、中小規模のWEBマーケティング会社に応募しました。
ただ、正直なところ、大企業の方がいろいろと待遇が良いので、個人的には会社格を落としての転職はオススメできません。
私の場合、結婚もしていなかったので、人生一度きりというところで、ベンチャー企業に転職しましたが、結婚していたら、家庭のために安定した大企業の生活を選んでいたかもしれません。
WEBマーケティング会社への転職 利用した転職サイト
今回利用したのは、リクルートエージェントとdodaです。
業界No.1!「リクルートエージェント」
今回も、リクルートエージェントと、dodaの両方に登録したのですが、やはり、dodaの方がエージェントさんが丁寧だったので、下のdodaをオススメします。
転職者満足度No.1!「doda」
ただ、どんなエージェントさんが就くかはその時の運次第なので、両方登録しておいて、サポートが手厚い方で転職活動を進めるのがオススメです。
エージェントは、数百万というお金をもらうことになるので、「ESの添削」や「面接練習」などで使い倒しましょう!
全然サポートしてくれないエージェントであれば、切り捨ててOKです。
とりあえず、手伝ってくれる仲間を増やすという意味で、エージェントに登録しましょう。
登録だけして、エージェントを活用できていないという方は、是非有効活用してください!
WEBマーケティング会社 面接プロセス
WEBマーケティング会社の面接プロセスは次の通りです。
今回は、現在の勤め先の面接プロセスをご紹介します。
規模的には売上数十億円規模の大きくはない会社だったので、取締役以上の面接からスタートしました。
手順
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書類選考
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1次面接 相手:取締役、顧問
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2次面接 相手:社長、取締役
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内定
1次面接、2次面接はそれぞれ別の日程で、全てZoom面接で終わりました。
事前に、職務経歴書や履歴書などをメールで送付し面接に挑みました。
WEBマーケティング会社 中途面接内容
ここからは面接内容について解説します。
1次面接 相手:取締役、顧問
1次面接の相手は、取締役と顧問の方でした。
面接で聞かれた内容としては次の通りです。
内容としては、非常にオーソドックスな内容だと思うので、面接対策をしていれば問題ないと思います。
1次面接で落とされた場合は、そこで試合終了になるので、最低限のビジネスマナーと、最低限の面接対策をして1次面接に挑んでください。
1次面接は取締役と顧問の方に面接していただいたのですが、非常にフランクに面接をしていただきました。
どちらの方も、数々の会社を渡り歩かれてきただけあって、ビジネスマンの風格をお持ちでした。
今まで受けてきたのが、大企業や外資系コンサルで、どちらもサラリーマン的な感じの人が多かったので、新鮮でした。
面接では、もともと私が経理などの財務管理系の仕事をしていたため、顧問の方から、IPO準備を手伝ってほしいと言われたのですが、「今回転職する意味がなくなるので自分は財務経理系の仕事はお断りしたい」という旨をお伝えしました。
あとは、ベンチャー企業らしく、新規事業への興味関心などを聞かれました。
また、どうしてWEBマーケティングに興味を持ったのかという質問に対して、WEBマーケティング市場の伸びと、これからの市場の可能性、個人で活躍するチャンスについて意見をお伝えしました。
それ程難しくはなく、1次面接は最低限のマナーと、しっかりとした受け答えをしていれば通過できると思います。
後日談で取締役の方から伺ったのですが、1次面接では、ビジネス基礎力やロジカルシンキングやマナーを面接では見られていたとのことです。
2次面接 相手:社長、取締役
2次面接の相手は、社長と取締役(1次面接とは別)の方でした。
面接で聞かれた内容としては次の通りです。
内容としては、1次面接と聞かれたことはほぼ同じでした。
ただ、ちょっと戸惑ったのが、「過去の挫折経験とそれをどう乗り越えたのか」という質問をされた際に、今までの転職面接ではそういう質問をされたことがなかったので、回答に戸惑いました。
また、挫折経験というものも、私自身「上司に対しての不満」であったり「会社の制度に対しての不満」に対するものだったので、それをうまく説明することが難しかったです。
正直、クリティカルな回答にはなってなかったかもしれませんが、雰囲気で回答し、押し切りました。
希望年収のところですが、未経験ということもあり、現職の給与は基準にせず、転職サイトに記載があった1年目の給与額を提示することにしました。
一度下げた額で年収を提示するとそれより多くの年収をもらうことは難しいと思うので、多少無理でもなるべく多い金額を提示した方が良いと思います。
大企業と比べてかなり小さい会社に転職するので、会社のお財布事情も鑑みた年収を提示してしまいましたが、激しく後悔しています。
当然少しでも多い方がうれしいですよね。。。
内定
内定の連絡は、面接日から、1週間以内にいただけました。
内定後日、簡単に転職活動の状況と、年収や条件の提示の連絡がありました。
内定を取れた要因
内定を取れた要因は、面接対策をしっかりしていた点です。
WEBマーケティング業界への転職を考えられている方は、次の内容は自分でしっかり説明できるようにしておきましょう。
私の場合、WEB広告市場や、今後のWEBマーケティング市場の重要性から、自分がこの業界でどう活躍したいかということを説明できるようにしていました。
また、WEBマーケティング未経験ながらもプライベートでは、ブログやSNSに取り組んでいてこういう結果を出しているということを説明できるようにしていました。
面接する側も、未経験でWEBマーケティングに挑んでいる人がどういう素養を持っているかを確認したいと思うので、プライベートでWEBマーケティングに取り組んでいるということをしっかりとPRできるようになっておいた方が良いと思います。
むしろ、その辺の事がスラスラと話せるようになれば内定を取るのは難しくないと思いました。
まとめ
今回は、WEBマーケティング会社の面接内容についてご紹介しました。
総じての感想は、ビジネスマンとして自分でお金を稼ぐことができる人材かどうかを見られているという印象を受けました。
いままで受けてきた外資コンサルや大手企業などとは異なり、基本的には労働サービスで手数料を稼ぐビジネスモデルなので、サラリーマンではなく、ビジネスマンとしての感性を持っている人が好まれる傾向にあると思います。
面接では繰り返し同じような質問がされるので、エージェントにESや面接対策を見てもらってから挑みましょう!
私が面接を受けたときの内容が、皆様の参考になれば幸いです。