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実践で役に立つ!FXで使えるテクニカル指標8つ

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実践で役に立つ!FXで使えるテクニカル指標8つ

  • FX投資で役立つテクニカル指標を知る!
  • それぞれのテクニカル指標の使い方を学ぶ!
悩んでいる人
FXには慣れたけど、もう少し利益を出したいなぁ…
さらにレベルアップしたいなら、テクニカル指標の活用をオススメします!
hiro

  

FXについて色々勉強して慣れてはきたけど、イマイチ上達を感じられない・・・

そんな方もいるのではないでしょうか?

 

FX取引の上達に欠かせないのは、なんといっても分析です!

そしてFXの分析においては、テクニカル指標が最も重要と言っても過言ではありません。

そこで今回は、皆さんにFXで使えるテクニカル指標を8つお伝えします。

 

テクニカル指標①SMA(単純移動平均線)

SMAとは、Simple Moving Averageの略称で、単純移動平均線のことでを指します。

テクニカル指標の中で、最もよく使われる指標でしょう。

 

一般的には、移動平均線が右肩上がりなら上昇トレンド、右肩下がりなら下降トレンド、横ばいになっていれば株価がボックス圏内で上下動を繰り返して、トレンドがみられない相場(もみ合い相場)だとされています。

 

移動平均線の傾きがであればあるほど、勢いが強いことを示しています。

また、移動平均線を見ることで売買の絶好機をある程度察知することもできます。

短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上に抜ける現象(ゴールデンクロス)が発生すれば買いの合図。

逆に短期の移動平均線が長期の移動平均線を上から下に抜ける現象(デッドクロス)が発生すれば売りの合図といわれています。

 

計算式

  • SMA=過去n日間の終値の合計値 / n

  

テクニカル指標②EMA(指数平滑移動平均線)

EMAとは、Exponential Moving Averageの略称で、日本名で指数平滑移動平均線といいます。

移動平均線にはいくつもの種類があるのですが、中でも直近の終値の比重を高めにかけて平均値を算出したものがEMAです

 

SMAの中でも直近の変動への感応度が高いため、値動きの勢いをなるべくタイムリーに捉えることができるというメリットがあります。

 

使用方法は基本的にはSMAと変わりません。

EMAの傾きからは、トレンドの方向勢いの強さが判別できます。

また短期EMAと長期EMAが重なるゴールデンクロスデッドクロスでそれぞれ、買いと売りの絶好機を予測します。

  

計算式

  • 1日目の計算式:EMA=過去n日間の終値の合計値 / n
  • 2日目以降の計算式:EMA=EMA(前日)+α×(当日の終値-EMA(前日))
  • 平滑化定数α:α=2 / (n+1)

  

テクニカル指標③ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドは、相場の価格変動の大きさを示す変動率(ボラティリティ)トレンドを把握するのに有用です。

投資家ジョン・ボリンジャーが考案したテクニカルチャートの1つと言われています。

 

ボリンジャーバンドは、移動平均線及びその上下の2本ずつの標準偏差から構成される線の計5本の線で表されます。

大まかにいうと、高確率で+2σ(標準偏差)と-2σのラインの間で価格は変動するだろうという推測のもと、将来の値動きを予想するために使われます。

(実際の価格が+2σと-2σの間に収まる確率は95.45%であるとされています)

   

バンド幅(±σ、±2σ、±3σ…)の広がり方をみて相場のボラティリティを判断できます。

 

バンド幅が収縮する現象(スクイーズ)は低ボラティリティ。

逆にバンド幅が拡大する現象(エクスパンション)は高ボラティリティであることを示しています。

そして±2σのバンド幅が広く一定である現象(寸胴型)も存在します。

  

スクイーズは値幅が狭いので、為替差益を得るためのトレードには不向き、反対にエクスパンション・寸胴型は値幅が広いので、為替差益を得るためのトレードに向いている状態です。

ですので、トレードする時はスクイーズからエクスパンションに移るタイミングを狙うのが基本です。

 

なお、±1σラインと±2σラインの間をローソク足が収まっている状態(バンドウォーク)は、トレンドの継続の兆候となっています。

  

計算式

  •   ±σ=n日間の移動平均価格±n日間の標準偏差
  • ±2σ=n日間の移動平均価格±n日間の標準偏差×2
  • ±3σ=n日間の移動平均価格±n日間の標準偏差×3

  

テクニカル指標④一目均衡表

一目均衡表とは、先行スパン1・先行スパン2・遅行スパン・転換線・基準線という5本の線からなるテクニカル指標です。

これは将来のトレンドの方向を察知することができます。

基準線は、一目均衡表で基準となる線。

過去26日間の高値と安値の平均の値を示します。

 

転換線は、一目均衡表の中でも分析の基礎となる線。

短期的な動きを示し、トレンドの方向を予測できます。

 

先行スパン1は、短期的な転換線と中期的な基準線の平均を25日先に平行移動した線。

中短期的な値動きの方向を示します。

 

先行スパン2は、過去52日間の高値と安値の平均を25日先に並行移動した線。

これは長期的な値動きの方向を示します。

 

遅行スパンは、過去と現状の値動きを比較する線で、その日の終値を25日前に並行して移動した線。

これは過去と現状の値動きを比較しています。

 

簡単に説明すると、一般的には以下のように考えられています。

一目均衡表とトレンドの関係

  • (上から)遅行スパン→ローソク足→転換線→基準線→先行スパン1→先行スパン2 → 上昇トレンド
  • (上から)先行スパン2→先行スパン1→基準線→転換線→ローソク足→遅行スパン → 下降トレンド

 

もしもこの5線が上昇トレンド→下降トレンド、もしくは下降トレンド→上昇トレンドの形になるような交差があれば、それはトレンドが変換する合図です。

  

計算式

  • 転換線=(直近9日間の各高値+各安値) / 2
  • 基準線=(直近26日間の各高値+各安値) / 2
  • 遅行スパン=終値を25日前にずらして描画したもの
  • 先行スパン=(転換線+基準線) / 2を25日後にずらして記入したもの
  • 先行スパン2=(直近52日間の各高値+各安値) / 2を25日後にずらして記入したもの

  

テクニカル指標⑤RSI

RSIとは、Relative Strength Indexの略称で、日本名で相対力指数といいます。

一定の期間の変動に対してどれほど上昇、もしくは下降しているのかを示した指標、相場が通常と比較してどれほど人気があるかを表します。

一般的に、およそ70%程度を超えると買いが多く、30%程度を下回ると売りが多いと判断できます。

そのため、この指標は逆張りによく利用されます。

つまり、70%を超えると売りポジション、30%を下回ると買いポジションに移行した方がよいという目安になるのです。

 

もし下のいずれかの場合、トレンドが天井、もしくは底で、相場が反転する可能性が高いことを示しています。

反転パターン

  • RSIは直近の高値を更新していない状態で、相場が高値を更新している
  • RSIは直近の安値を更新していない状態で、相場が安値を更新している

  

計算式

  • RSI=(n日間の価格上昇幅の合計値 / n日間の価格変動幅の絶対値の合計)×100

  

テクニカル指標⑥MACD

MACDとは、Moving Average Convergence Divergenceの略称です。

SMAをさらに変換させた指標で、トレンドの方向、転換点を知ることができます。

MACDは短期のEMAと長短のEMAの差で表され、MACDの移動平均線(シグナル)とMACDの2線を使ったチャートが一般的です。

 

MACDがシグナルを下から上に抜くゴールデンクロスの現象が見られれば買いポジションが望ましいです。

反対に、MACDがシグナルを上から下に抜くデッドクロスの現象が見られれば売りポジションが望ましいとされています。

 

その他にも、MACDがゼロラインより上にあれば上昇傾向、下にあれば下降傾向にあると判断する投資家もいるそうです。

(ゼロラインとは、MACD線の計算の結果が0になる場合のラインのことです)

  

計算式

  • MACD=短期的なEMAー長期的なEMA
  • シグナル=n日間のMACDの合計値 / n

  

テクニカル指標⑦ストキャスティクス

ストキャスティクスは、ある期間の価格変動の幅の中で現状の相場の価格がどこに位置するかを示す指標です。

ストキャスティクスには、「%K」「%D」と呼ばれる2線を使います。

 

基本となる%K、そして%Kの平均値である%Dというそれぞれ動きの異なる2線が表示され、2線の位置や交差の仕方で売買のタイミングを探るために利用されます。

%Kが%Dを下から上に抜いた地点が買いの合図、そして%Kが%Dを上から下に抜いた地点が売りの合図です。

 

買われすぎか売られすぎかは、各通貨でその水準が違うので、その通貨の性質を把握しておく必要があります。

ただ、一般的に%Kが70~80以上なら買いが多すぎる、そして%Kが20~30以下なら売りが多すぎるという水準になります。

 

なお、ストキャスティクスは価格が一定の値幅で変動していれば場合には有用とされています。

ですので、相場が急激な上下運動を示していればあまり効果が発揮されないと認識されています。

計算式

  • %K=(当日の終値-過去n日間の内の最安値) / (過去n日間の内の最高値-過去n日間の内の最安値)×100
  • %D=(最新の終値-過去n日間の内の最安値)のm日間の合計 / (過去n日間の内の最高値-過去n日間の内の最安値)のm日間の合計×100

  

テクニカル指標⑧ATR

ATRは、Average True Rangeの略称です。

ボラティリティを表し、当日の値幅の大きさを判断するときに用いられます。

売買タイミングの察知というより、資金管理などのリスク面での管理に有用な指標です。

ATRが安定していれば、トレンドの方向がそのまま維持されるということを意味します。

また、ATRが低い数値ならトレンドの方向が切り替わることを意味します。

 

ですのでATRが低くなれば、ポジションの解消、つまり利益の確定や損切りするタイミングを示唆していることになります。

  

計算式

  • 1日目の計算式:ATR=過去n日間のTRの合計値 / n
  • 2日目以降の計算式:ATR=ATR(前日)+α×(当日のTR-ATR(前日))
  • (TR:「当日の高値-前日の終値」「当日の高値-当日の安値」「前日の終値-当日の安値」の中で最大のもの)
  • 平滑化定数α:α=2 / (n+1)

  

まとめ

今回は実践で役立つテクニカル指標を紹介しました。

まとめ

  • SMA(単純移動平均線)
  • EMA(指数平滑移動平均線)
  • ボリンジャーバンド
  • 一目均衡表
  • RSI
  • MACD
  • ストキャスティクス
  • ATR

あなたは8つのテクニカル指標の内、いくつ知っていましたか?

もし、「これは使える!」というものがあれば、ぜひ次のFX取引で試してみてください!

 

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