- PwCコンサルティングの中途面接内容がわかる
- 未経験でもコンサルティング業界に内定をもらうためのメソッドがわかる
東大生京大生が選ぶ就職先でも上位に入るコンサルティング業界。
その中でも、グローバルコンサルティングファームBIG4の一角である、PwCコンサルティングファームの中途面接を受けたときの内容についてご紹介します。
実際に内定をいただいたので、内定後のオファー内容までお伝えしますね!
Contents
私のスペックについて
内定をもらった時の私のスペックは次の通りです。
勤め先 | 東証一部 大手製造業 |
社会人歴 | 4年目の1ヵ月目(新卒後3年間の社会歴) |
学歴 | 神戸大学 文系 |
資格 | TOEIC735、日商簿記2級 |
職歴 |
経理、管理企画 |
PRポイント | 業務改善経験 |
PwCに内定をもらった際はdodaを利用したのですが、その際のエージェントからは次の言葉をいただいています。
「1次面接に進んでいれば、基本的にはスペックには問題ないです。」
初めての転職活動で、しかも外資系の大手コンサルティングファームというだけで少し萎縮していたのですが、基本的に、書類選考が通ればスペック上は問題ないので安心してください。
あとは、面接でどれだけ自分をPRできるかにかかっています。
PwCコンサルティング合同会社 利用した転職サイト
今回利用したのは、dodaです。
転職者満足度No.1!「doda」
同時期に利用したのはリクルートエージェントでしたが、dodaのエージェントさんの方が手厚くサポートしてくださったので、dodaを活用させていただきました。
業界No.1!「リクルートエージェント」
正直なところ、どちらも求人の内容は似たりよったりなので、両方登録しておいて、サポートが手厚い方で転職活動を進めるのがオススメです。
個人的には、リクルートキャリアよりも、dodaのエージェントさんの方が、丁寧に対応してくれる印象をもっています。(当然コンサルタントのレベル次第なので当たりはずれがあります。)
実際に、PwCコンサルティングに内定をもらったときは、dodaのエージェントさんに志望動機や、面接対策を手厚くサポートいただきました。
登録だけして、エージェントを活用できていないという方は、是非有効活用してください!
PwCコンサルティング合同会社 面接プロセス
PwCコンサルティングの面接プロセスは次の通りです。
手順
-
書類選考
-
1次面接 相手:中堅コンサルタント
-
2次面接 相手:パートナー
-
人事面接
-
内定
上記のプロセスを1日で終わらせる1日完結型の選考に参加しました。
持っていったものは、手書きの履歴書のみです。
doda経由で面接に進んでいて、職務経歴書などはdodaのエージェントさんが対応してくれているので、手間なく面接に挑むことができました。
PwCコンサルティング合同会社 中途面接内容
ここからは面接内容について解説します。
1次面接 相手:中堅コンサルタント
1次面接の相手は、中堅のコンサルタントでした。
マネージャー職の方が、面接を担当してくださりました。
面接で聞かれた内容としては次の通りです。
内容としては、非常にオーソドックスな内容だと思うので、面接対策をしていれば問題ないと思います。
1次面接で落とされた場合は、そこで試合終了になるので、最低限のビジネスマナーと、最低限の面接対策をして1次面接に挑んでください。
なぜ、PwCかという質問に対しては、「グローバルファームで活躍してみたい。その中でも、規模の大きいファームに絞って、面接を受けている。規模の大きいファームになってくると、できる仕事にもそれほど差はなく、なんでもできる基盤が整っていると思うので社風で判断したい。それぞれの会社の社風などについては、実際にその会社の社員と交流してみないと分からない部分があると思うので、面接を通して、社風の合う合わないを判断したい。」という内容で返答しました。
「製造業向けコンサルタント」に関しては、はじめは、「日本ではまだまだ製造業が成長すると思っている。」といった、意見ベースの受け答えをしていたところ、「それは意見ですか?」と言われてしまったので、事前に調べておいた国内における産業別の事業規模や成長率などの数値と、PwCの事業方針を背景に、その領域を希望していると言ったところ納得してもらえました。
「事実」と「意見」を区別して仕事をしている業界なので、「事実」ベースで話した方が、面接では評価されるんだなと感じました。
面接官の印象ですが、ぱっと見の印象は、「目が全然笑ってない。。。笑」
さすが、PwCでマネージャーまで昇格されているだけあって、かなりできる雰囲気がありました。コンサルで鍛えられれば、どの業界でも活躍できると言われるのは納得です笑
正直、圧迫気味の面接だったので、「落ちたかな。。。」とおもったのですが、次の面接にそのまま進めたので、よかったです。
2次面接 相手:パートナー
2次面接の相手は、パートナーでした。
1次面接の鋭い感じのコンサルタントの方とはうってかわって、おおらかな50代くらいの方でした。
面接で聞かれた内容としては次の通りです。
内容としては、1次面接と聞かれたことはほぼ同じでした。
1次面接がかなり圧迫気味だったので、2次面接はかなり優しい印象を受けました。
コンサルタントを志望する理由を説明した後に、「どうして今の会社を選んだのか」という質問をされましたが、それに対してマクロベースで当時勤めていた会社を選んだ理由を伝えたところ、「コンサルタントは事業会社の方針を提案するのもひとつの仕事だから、そういった考え方はこの仕事でも活かせると思う」と評価してもらい、内定につながったのではないかと思います。
面接で特段変わったことは回答していないのですが、普段から自分で考える癖を身に付けておけば、それほど難しくないのではないかと感じました。
人事面接
人事面接の相手は、当然ですが人事です。
面接で聞かれた内容としては次の通りです。
人事面接では、人柄や適性について確認されていると感じました。
自分の強みや弱みについて聞かれたことが、人事面接の特徴だったと思います。
私の強みは、「ほかの人が気づかないところに課題や価値を感じる点」で、弱みは「不満を持ちやすい点」ということを伝え、「強みと弱みは表裏一体だが、いろんなところに課題を感じやすい点はコンサルタント職で活用できると思う」という話をしました。
不安な点に関しては、英語ができないところという話をしましたが、人事の方からは、ご本人の体験談ベースで「想像していたよりもそれほど英語は使用していない。社内の勤怠などのシステムは基本英語。」という話をしていただきました。
内定
内定の連絡は、面接日から、1週間以内にいただけました。
1day完結型の面接だったので、すぐに選考を終わらせることができました。
1day完結型選考だと、1日で面接を終わらせることができるので、1day型の面接をしている企業を受ける際は、是非活用してみてください。
同じタイミングで5人程受けていたみたいですが、内定をいただいたのは自分だけだったようです。
他の方は、公認会計士などのスペックを持っていたりと高経歴でしたが、やはり面接での受け答えで判断される業界のようです。
PwCコンサルティング合同会社 中途面接対策
上述の通り、それぞれの面接で聞かれることは基本的には同じだったので、事前準備をしっかりとしておいた方が良いと思います。
特に1次面接では、圧迫気味に、「意見」ではなく「事実」で会話することが求められたので、ある程度「事実」を折り込んだ志望動機を準備しておきましょう。
聞かれた内容が同じだったので、受け答えのスキルや、考え方などが見られていると思います。
考え方の部分は、すぐには身に付かないので、日ごろからよく考えて自分の考えを持つようにしていれば難しくないと思います。
PwCコンサルティング合同会社 内定後 オファーいただいた内容
内定後オファーいただいた内容は、基本給380,000円でした。
賞与が、活躍によって別途支給されるのですが、年収レンジとしては、570~720万円程のオファーでした。
新卒4年目で、第二新卒枠で、未経験採用だったのでこれくらいでも仕方ないかなという印象です。
新卒で入っている人たちは4年目で、700~1000万円程はもらっているだろうという話でしたので、入ってからの活躍次第なところはあると思います。
結果的に、当時勤めていた会社の方が、安定して稼げる(その年の年収は620万円程)ので、それほどオファー内容に魅力を感じず辞退しました。
内定を取れた要因
内定を取れた要因は、面接対策をしっかりしていた点です。
dodaのエージェントさんが、ESの添削や、面接練習をしっかりとしてくださったので、本番でもしっかりとした受け答えをすることができました。
エージェントに登録して、全然活用できていないという方は、是非「ESの添削」と「面接練習」でエージェントを活用してください!
転職者満足度No.1!「doda」
まとめ
今回は、PwCコンサルティング合同会社の面接内容についてご紹介しました。
面接では厳しい質問をされることがあったので、エージェントにESや面接対策を見てもらってから挑みましょう!
私が面接を受けたときと、面接の内容が変わっているかもしれませんが、皆様の参考になれば幸いです。