- 転職エージェントの効率的な活用方法が分かる!
- 転職初心者がエージェントを活用するときのポイントを知る!
今回の記事では、転職初心者の方に向けて、効果的な転職エージェントの活用方法をお話ししていきます。
転職経験が一度もないという方だと、転職活動へのイメージも漠然としている場合も多いもの。
大学時代に行っていた就職活動の延長線上で考えていることはないでしょうか?
そんな初心者の方にこそオススメしておきたいのが、転職エージェントの活用です。
「どうやって探すの?」「どんな流れなの?」「そもそも自分は転職すべきなの?」そうした悩みに対してプロの視点から答えてくれる存在は、日常の身の回りではなかなかいないはずです。
転職サイトに登録するだけでは得られない、ご自身に即した専門家のアドバイスを無料で聞けるという点で、エージェントを活用するメリットは特に転職初心者の方には多いものです。
とはいえ、せっかくの便利なツールでも、使い方を間違えてしまってはメリットを得られずじまいになりかねません。
今回は、エージェントに登録・相談する際に最低限抑えておきたいポイントをご紹介していきます。
Contents
転職を決断していなくても利用できる
ほぼ全ての転職エージェントでは、転職を実際にするかどうか検討中の方の相談も歓迎しています。
自己分析、やりたいことの整理、業界の動向などを通じて、今の会社に留まるべきか転職すべきかの判断を下す後押しをしてくれるはずです。
また、エージェントは内定者が出ることによって企業から収益を得ているという仕組みのため、「検討段階なのにやたらと転職を勧めてくるのでは?」と疑ってしまう方もいるかもしれません。
実際のところ、キャリアアドバイザーの側から相談者に転職を強く勧めるというようなことはまずありません。
一般に一人のキャリアアドバイザーは数十~百人以上の相談者に対応しています。
そうした中で、彼らが特に転職へのサポートを強く行うのは転職希望の強い相談者となってきます。
わざわざ希望もしていない相談者に転職を強く勧めるようなリソースの割き方は、まずありえないと考えて大丈夫です。
相談してみた結果、今は転職しないという結論を出しても全く問題ありません。
複数のエージェントに登録する
キャリアアドバイザーも人間ですから、どうしても相性、経験値の差が出てくるものです。
また、1社が持っている求人数には当然限りがあります。
多少面倒でも、実際に転職活動を始めようという方は、2社・3社の転職エージェントに登録しておくことがオススメです。
場合によっては、キャリアアドバイザーによって全く異なるアドバイスを貰ったり、全く違う企業を紹介されたりすることもあるでしょう。
複数のコメントを貰いながら、より自分にフィットしている方向性をブラッシュアップしていくことも可能でしょう。
特に初めての転職活動だという方は、最初から自分で間口を狭めすぎてしまうよりは、広く選択肢を見ていくことが大切です。
最終的に信頼がおけると判断したアドバイザーとのやり取りのみにシフトしていくこともありますが、ひとまずは複数のエージェントに登録しておきましょう。
この際、可能であれば、大手で2~3社、業界特化の中堅クラスで2~3社を抑えておくのがオススメです。
大手しか保有していない案件、特化型のエージェントにしか入っていない案件の両面をカバーすることができるからです。
面談前にできるだけ情報を伝えておく
キャリアアドバイザーとは面談を重ねながらすり合わせを行っていくことになりますが、重要なのは、自分の経歴や希望などの情報をできる限り詳しく事前に伝えておくことです。
できれば、履歴書や職務経歴書と言った書類を事前に一通り完成させておくことで、アドバイザーも相談者の経歴、オススメすべき職種・業界への具体的な想定を持って臨むことができ、それだけ内容の濃い面談が可能になります。
事前に用意しきれない情報については、実際に口頭でヒアリングを受けながら詰めていくことももちろん可能ですが、その場でのアドバイスや提案はどうしても踏み込みにくいものとなってきます。
自分に合った求人を早く紹介して欲しいという方は、当然できるだけ情報や書類の提出も早めにこなしておきましょう。
添削、面接練習などのサービスをフル活用する
転職活動を行っていく上では、複数の会社に対して繰り返し履歴書の提出・面接といったフローを行っていくことになります。
キャリアアドバイザーは、多くの転職希望者の履歴書や面談に目を通してきているので、どのような書き方、話し方、内容が採用に繋がるのか、他にはない知識を有しています。
また、応募先の企業の好みや雰囲気についても、これまでの採用傾向から情報を掴んでいます。
そうした情報は、ネットで調べたりするだけではなかなかみつからないものがほとんど。
転職初心者の方は特に、履歴書や面接のポイントはイマイチつかめていない場合がほとんど。
単に案件を紹介してもらうだけでなく、そうした対策にも付き合ってもらうことで、内定への道のりがぐっと確実なものになるはずです。
自分の中で目的を明確化する
キャリアアドバイザーは、専門的な立場からアドバイスをしてくれる貴重な存在ではありますが、あなたにとっての「正しい答え」を示してくれるわけでも、自分ではなかなかできない決断や選択を代わりに下してくれるわけでもありません。
受け身の姿勢で言われるままの転職活動を行っていては、短期的に見れば早く内定がもらえる可能性があっても、あとから結局自分の希望とマッチしていなかったということにもなりかねません。
最初にお話ししていたように、転職エージェントに登録する段階ではまだ転職するかどうかも定まっていないという状態であっても、何も問題はありません。
しかし、いつまでも結論を先延ばしにできるわけではありませんし、勤務先という人生における大きなファクターについての判断をエージェントが引き受けてくれるということもありません。
自分はどうなりたいのか、どんな職場で働きたいのか、譲れない条件はどこなのか、時間をかけてでも見定めていこうとする意志は、忘れずに持っておきましょう。
まとめ
転職活動を始めようか迷っている人、今の会社を早く辞めたい人。
各人の状況に沿ってキャリアプランを考えてくれる転職エージェントは、多くの人にとってメリットに満ちています。
以下の記事でも、初心者の方にオススメの転職サイト、転職エージェントを紹介していますので、興味を持たれた方は是非一度チェックしてみてください。
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