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【目的別】業界研究で抑えるべきポイント5選

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【目的別】業界研究で抑えるべきポイント5選

  • 自分に合った業界選びを行うためのポイントを知る!
  • 業界内で自分が応募すべき企業を見つける!

  

悩んでいる人
まずは業界研究から!とはよく聞くけど、どこから何をどう調べていけばいいのか分からない…

自分に合った業界なんかこんな感じで見つかるとも思えないし…

目的ごとに整理して、手順とポイントをチェックしましょう!

なんとなくで応募するより、就活の精度がグッと上がりますよ!

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業界研究と言えば、転職活動においては欠かせないステップです。

業界の傾向や将来性を知ることで、自分にマッチした業界を特定できたり、あるいは業界内での各企業の勢力図や相違点をチェックしておくことで、履歴書や面接での志望動機、受け答えにグッと説得力を持たせることができます。

  

ですが、就職活動、転職活動に不慣れな方でしたら、具体的に何のために何をリサーチする必要があるのか、イマイチ確証がないということも少なくないはずです。

日本国内だけでも山のようにある各業界を漫然と調べていては、いつまで経っても終わりませんよね。

  

今回はそもそもの目的から始めて、企業研究を効率的に進めていくためのポイントをご紹介していきます。

  

【目的①】志望する業界を絞る  

第一に挙げられる目的は、自分にマッチする業界探しです。

今いる業界とは別のところで活躍したい、という方は、まずはこちらから始めることになるはずです。

ここでは各業界間の比較という部分に力点を置き、市場規模、将来性、給与待遇の平均などの軸から比較していくことになります。

   

とはいえ、前提としておきたいのは、必ずしもここで前もって1つの業界に特定してしまう必要はないということです。

業界ごとに個人との相性というものが存在します。

1つの業界に絞り込めたからと言って、自身との相性が必ずしもいいとは限りません。

ご自身がマッチしていると思えた業界であっても、面接を受けてみるとやっぱり違うかもしれないということはいくらでも発生してくるのです。

  

この業界がいい!と強く感じられた場合はとそれでもいいしても、2~3個程度の業界にまで絞っておく程度でも十分です。

  

調べておくポイントを整理する

まずは、企業研究において何を見ていくべきなのかを見ていきましょう。

闇雲に情報だけ集めてしまってもかえって混乱するだけなので、得たい情報は何か整理しておくことが必要です。

  

ここでは、誰であってもチェックしておくべきポイントと、個人の価値観によってどこまで調べるべきか異なってくるポイントの2つがあります。

  

まず、誰もが必ず抑えるべきポイントとして挙げられるのは、以下の3点です。

必ず抑えるべきポイント

  • 業界の市場規模、推移
  • 業界の課題、将来性
  • 業界の仕事内容

まず見ておきたいのは、業界そのものがどの程度の市場規模を持っていて、それが過去5~10年間でどのように推移してきているのかということ。

この際、その業界の主要なターゲット層がどこなのかという点も合わせれば、より深みのあるリサーチができます。

例えば、ベビー用品の業界でしたら、日本国内の少子高齢化を鑑みて、今後市場規模が縮小していきそうなことは容易に想像できますよね。

2つ目に挙げている業界の課題・将来性とも関わってくるところですが、市場規模の動向は今後の自分自身の昇給、あるいは入社する会社の存続にも大きく関わってくるポイントです。

必ずチェックしておくようにしましょう。

  

また、ここは言うまでもないことですが、業界の仕事が具体的にどのようなものなのかはしっかり見ておきましょう。

一見華やかに見える仕事でも、実際は地道な作業の積み重ねが実務の大半だったりすることもあります。

自分が元々抱いていたイメージとのギャップはないか、あったとしてそれでもそこで働きたいと思えるか、しっかり確認してみましょう。

  

この他には、各個人の転職活動における軸によって、チェックすべきポイントも変わってきます。

以下はあくまで例ですが、自分が重視したいと思うポイントをピックアップしてみてもいいでしょう。

気になる場合は見ておくといいポイント

  • 平均年収
  • 残業時間の傾向
  • 離職率・定着率の傾向
  • テレワークの導入状況
  • 男女比/女性管理職の割合

      

興味のある業界から始めて幅を広げていく

業界の比較とはいっても、端から端まで調べて回っていてはキリがありません。

直感でいいので、まずは自分が興味を持っている業界から手を付けてみましょう。

  

はじめは、生活や今の仕事との関わりの中で認識している業界をあたることになると思います。

調べていくうちに、その業界と関連する業界、あるいは、その業界を細分化した中にある更に特定の業界を発見することができるはずです。

そうして順々にリサーチの対象を広げていくのがオススメです。

  

例えば、元々は出版業界に興味があった方でも、活字離れや紙媒体の衰退によって業界の先行きが不安であることを知ってしまうと、出版系を受けるのはは辞めようかという気になるかもしれません。

しかし、出版業の中でも電子出版業界はkindleやiPadの普及に伴い大きく成長しています。

それならば、電子出版業界に絞って企業を探してみるということも可能ですよね。  

   

このように、関連する業界へ調査を広げていくことで、知らなかったor気付いていなかった業界に遭遇するチャンスもあるのです。

  

幅広くツールを駆使してみる

たいていのことはググれば出てくる時代ですが、本や雑誌、新聞記事など、他のメディアのメリットもまだまだ少なくありません。

例えば『四季報』『業界地図』などの雑誌であれば、質の高い情報が読みやすい形に編集されています。

1冊買えば、ネットであれこれ検索し直して情報を取るよりも、はるかに効率的に精度の高いリサーチを行うことができるはずです。

  

または、転職エージェントを活用してみるのも手段の一つです。

ある程度自分の興味のある分野や傾向を伝えておけば、マッチしそうな業界についてレクチャーしてくれるでしょう。

採用傾向などのエージェントしか知りえない情報を入手できる可能性があるのも、大きなメリットの1つです。

  

  

【目的②】志望する業界の知識を得る

2つ目の目的は、自身がマッチしていると思った特定の業界に関する情報を深掘りし、興味のある企業を特定していくことです。

旅行で例えるなら、海に行くか山に行くかなどを判断するのが目的①、山に行くと決めたとして、どこのどんな山に登るかを選ぶのが目的②になるわけです。

  

1つの業界といっても、その中の企業はそれぞれ全く異なるもの。

業界全体の傾向や特色から自分に合ったものを選択し、更にその中でも自分の価値観やスキルなどに合う企業を発見していけば、採用までの効率もグッと良くなるはずです。

また、業界内外の構図、課題について詳しく把握しておくことで、履歴書や面接での応答にもより説得力を持たせることができます。

  

調べておくポイントを整理する

目的①と同じテーマですが、こちらではリサーチすべき内容もやや変化してきます。

目的①では主に業界全体を通じての傾向を見ていますが、こちらでは、特定の業界の中での差異をチェックしていくことになります。

    

まず挙がるのは、シェア、ターゲット層、商品・サービスの特色といった、事業内容そのものにおける差異。

他にも、年収、福利厚生、ワークライフバランス、キャリアプランの見通しなど、数え上げればいくらでもあります。

  

この中でどの部分を自身が重要視しているのかを絞り込んでみれば、業界の中で自分にフィットしているのはどの企業なのか、自ずと見えてくるはずです。

  

ランキングや企業規模に囚われない

競合企業の比較をしていると、どうしてもシェアや売上規模が大きい企業に目が向いてしまいがちです。

もちろんそれはそれで非常に重要な指標の1つではありますが、他の点も見ないことにはリスクが高いかもしれません。

  

シェア、規模という点で見ても、そもそも現状の勢力図が過去どう推移してきたのか、今度どう移り変わりそうなのかを考慮に入れておく必要があります。

例えば、一見トップシェアを誇る企業に見えても、過去数年で2位との差を着実に縮められてきているかもしれません。

また、売上規模の割に利益率が低かったり、社員数が多すぎたりしている場合もあります。

   

また、勤務条件、社風、キャリア環境など、シェアや規模とは比例してこない部分での違いもあります。

業界最大手に入社できたからといって、あまりの残業の多さやノルマの厳しさに耐え切れず辞めてしまっては元も子もないですよね。

  

まとめ

企業研究は、就職や転職を円滑に進めていくためには欠かせないプロセスです。

とはいえ、何の計画もなくやっていては、時間ばかりかかってしまうのも事実。

  

本記事で取り上げたポイントを意識して、企業研究の効果と効率を上げていきましょう。

  

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